笹ギャラリー
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- Sasa quelpaertensis Nakai
- タンナザサ【耽羅笹】
- クマザサ属(アマギザサ節)
稈高0.3~0.8mで節は丸く膨らむ。葉は長楕円形で先は急に細くなる。葉表は短毛が散生、葉裏は無毛。冬に美しく隈どる。小型の笹で半日陰に適する。韓国の済州島のハルラ山に自生する。
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- Pleioblastus Fortunei Nakai
- チゴザサ【稚児笹】
- メダケ属
葉に多数の白条を出すケネザサの一品種で、最も広く栽培されている古い園芸品種。日向のものは白条が多く、日陰のものは白条が少ない。グランドカバーや松竹梅の寄せ植えにも使われる。
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- Sasa palmata Makino et Shibata
- チマキザサ【粽笹】
- クマザサ属(チマキザサ節)
稈高1.5~2m。全株無毛で、肩毛は放射状に発達する。地際から各節に一本の枝を出し、密生した笹原をつくる。また、若い稈や枝は白色のワックスを分泌し、触ると付着する。葉は卵状長楕円状で大きく柔らかく、葉は冬でも隈取らない。葉を笹粽に利用する。
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- Sasa Kurilensis f. Chabomakiba Muroi
- チャボマキバネマガリ【矮鶏巻葉根曲竹】
- クマザサ属(チマキザサ節)
ネマガリダケとしては小型。稈高0.3~0.7m。葉長10~15cm内外。葉は捻性が強く、葉の緑色は特に濃い。
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- Sasa Veitchii v. tyugokensis Muroi
- チュウゴクザサ【中国笹】
- クマザサ属(チマキザサ節)
クマザサとは葉先が長く次第にとがり、冬に隈どりにくいので区別できる。稈高約2mで基部でまばらに分岐する。 稈鞘に長毛が密生するが、その他の部分は無毛。 本州の日本海側に多く自生するが、北海道やカラフトにも分布する。
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- Neosasamorpha tsukubensis S.Suzuki
- ツクバナンブスズ【筑波南部篶】
- スズザサ属
稈高1~2m、上方で枝を分岐する。稈鞘と葉鞘は無毛。節間は無毛または細毛がある。節は無毛または長毛がある。葉は裏面のみ軟毛が密生する。
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- Sasaella Sasakiana Makino et Uchida
- トウゲダケ【峠竹】
- アズマザサ属(ハコネメダケ節)
稈高2~3m。全株無毛。稈は太く、竹の皮は節間より短い。枝が短く、葉は濃緑色である。原産地の岩手県では筍を食用にする。アズマザサ属の中で筍を食用にするのは本種だけである。2003年12月に開花。
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- Sasa Tokugawana Makino
- トクガワザサ【徳川笹】
- クマザサ属(アマギザサ節)
イブキザサの近縁種で、稈鞘に長い毛が密生し、葉鞘には早落性の毛がある。葉の表は無毛、裏面には軟毛が密生する。関東から西の太平洋側に分布するが、特に富士、箱根周辺に多い。
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- Sasa tokugawana ×Phyllostachys bambusoides
- トクガワザサ×マダケ
- クマザサ属とマダケ属の交配種
1971年、岡山大学の村松幹夫教授によって作られた交配種である。トクガワザサを母親としマダケの花粉を受粉させ交雑に成功し、その形質がインヨウチクに類似することが確認された。