笹離宮上映会「消えゆく日本民族文化を訪ねて」
第四回上映会　「竹縄のさと」―山に生きる庶民のすばらしい知恵と技術―

日時：9月12日(土)　17:00～19:00
会場：笹離宮内「清風萬里館」大広間　定員　20名（要事前申込み）
料金：大人800円　子供400円（ただし入園者無料）

秩父は山国である。重畳する山のひだひだの奥に、静かな、そしてひたむきな人のくらしがある。埼玉県 秩父郡東秩父村。いわゆる外秩父に位置するこの村の奥にある萩平。 ここには、その年生まれた若竹で縄 をつくる竹縄の技術が伝えられている。伝承者は、すでに八十才を越えた若林チョウさんと関根ヒロさんの 二人。このフィルムは、なおかくしゃくたる二人の老人と、それを肋ける人たちによって、1978年(昭和53年) 夏から秋にかけて行なわれた竹縄づくりとその多彩な利用のようすを記録したものである。

1978年/36分/自主制作/埼玉県秩父郡東秩父村御堂荻平/スタッフ/姫田忠義・小泉修吉・西原春人・伊藤碩男・澤幡正範・中川邦彦・岩崎真也・糸博/解説 関根ヒロ・若林善作