縄文夜話 第六夜
- 2016年6月25日(土)17:00~19:00
「紋様に透けて見える、まだ見ぬ縄文の世界」
~笹文化から見た縄文の紋様と縄文人の精神世界~
ゲスト:井戸尻考古館 館長 小林公明氏
「何だ、これは!」と火焔土器を見た岡本太郎が言葉を発した瞬間に、縄文の紋様は日本の美術史の最初を飾るものとなりました。岡本太郎が1952年に『みずゑ』誌上で「四次元との対話――縄文土器論」を発表するまで、縄文土器や土偶は美術品ではなく工芸品という扱いを受けていたのです。工芸と美術の違いの定義に関しては他に譲るとしても、美術が美術として存在するのはその高い精神性にあることは間違いありません。土器や土偶に見られる美術性は縄文人の高い精神文化の現れに違いないのです。その精神を培った風土にいつも存在した笹。この夜話では縄文の笹文化から見た縄文の紋様と、その先に見えてくる縄文人の高い精神世界を覗き見ます。
※定員に達したため募集を締め切らせて頂きます。
たくさんのご応募ありがとうございます。
また、次回の会にお申し込みください。
イベントについて 時間:17:00~19:00 (開場16:30) 会場:笹離宮内窖(あなぐら)「縄文窠(じょうもんか)」定員20名(要事前申込み) 対象:高校生以上 参加費:無料(笹酒用意あり:500円) |