「呈茶」を、「名残の月~4人展」に変更いたします
- 10月9日(金)~12日(月)
一進一退のコロナ感染の状況下、
毎年続けてまいりました雪丸庵による呈茶を中止することになりました。
沢山の方々からお問合せをいただいており心苦しい限りです。
ところが、雪丸庵から以下のお申し出をいただきました。
是非、足をお運びくださいますようお願い申し上げます。
皆様へ 山梨県北杜市高根町 雪丸庵
笹離宮様の御好意で、開園間もないころから毎年続けてまいりました箬庵での呈茶、
今年も10月11日に「名残の月」でのおもてなしを企画しておりましたが、新型コロナの影響で残念ながら中止となりました。楽しみにしていらしたお客様にはお詫び申し上げます。
雪丸庵の茶の湯仲間には、木工・陶芸・竹細工・染色などの作家が多く在籍しており、せめて作品での一期一会が叶えばと、今回作品の展示をさせていただくことになりました。「おかんじゃけ」の展示会会期中にもかかわらず、場所を提供してくださる松本健作様には心より御礼申し上げます。
今後も、茶の湯を通じての触れあいの場や作品展を企画してまいります。お目にかかれる日を楽しみにしております。
名残の月~4人展
■創作柿渋―マリうえだ:森の中のお茶先生(茶名・宗幸)実は柿渋作家
女子美術大学短期学部卒業後、女性誌編集記者を経てファッション業界に長年従事
幼少より茶の湯・裏千家に親しむ
還暦の歳に八ケ岳南麓(山梨県北杜市高根町)に移住
念願だった柿渋染めのアトリエを設立し創作柿渋を始める
一方で、この地で出会った茶の湯好きの仲間たちと「山の茶の湯」を楽しむ環境作りに熱意を注ぐ
■竹工芸―諏訪正明:山梨県韮崎市出身
里山で厄介者扱いされている竹の有効活用を模索するうちに竹工芸と出会う。
2005年より東京の竹工芸家、田中旭祥氏に師事。
3年ほど修行の後独立。
2006年より北杜市高根町の雪丸庵にて茶道を学ぶ。
■陶―森下真吾:「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて」をテーマとして、日々のうつわと陶オブジェシリーズ等を制作しております。
1963年 東京都に生まれる
1986年 東京デザイン専門学校卒業
1993年 愛知県立窯業訓練校卒業
1996年 山梨県北杜市小淵沢町に築窯
1999年以降 各地画廊などで個展
■木―清水泰:2002年に山梨県へ移住。家具工房ZEROSSOを主宰。
木の性質と風合いを活かして、機能性と美しさを併せ持つ家具や木の小物たち。
シャープだけど温かい、ありそうでなかった雰囲気を持つ作品を創作。
現代の暮らしに合うお仏壇も多数提案。
点茶ユニット家具「峰雲」の開発に関わったことを機に、お茶の世界に踏み出す。