能面の世界 in 「笹離宮」2016 “夏”
- 2016年7月8日(金)~18日(月)
~能面師照井富治が誘う“能面と数寄屋建築とのハーモニー~
「人の秘めたる思いは、今も昔も、変わらず」と
照井氏は言います。
笹離宮の伝統的数寄屋建築と能面という
脈々と受け継がれた美が今ここに。
「翠陰」の障子に、淡竹のシルエットが揺らぐ季節となりまし た。
- 数寄屋造り待合「翠陰」と茶室「箬庵」との間に拡がる一面 の笹原は、琵琶湖を表現しています。茶室・正席側の琵琶 湖には、琵琶湖・竹生島の船着き場を石灯籠で現していると見立てました。
- 能の曲目に“竹生島”があり、その後シテが『黒髭(くろひ げ)』を付けます。 能面師照井富治氏は、今回の笹離宮で の展示のために、新たに『黒髭』を打ちました。
- この『黒髭』が待合からさりげなく春・夏・秋を通して、琵琶 湖を眺めています。是非、『黒髭』が何処から眺めているかを探索してください。
イベント日時
時間:10:00~17:00
会場:笹離宮「清風萬里館」「翆陰」「箬庵」ほか
参加費:無料
(要入園料:大人・高校生以上800円、小・中学生400円、小学生未満無料)
※事前申し込みは不要です。
同時開催「能面師のギャラリートーク」
7/9(土)、10(日)、16(土)、17(日)
午前1回、午後2回、会場で随時質問にお答えいたします。
詳しくは、笹離宮までお問い合わせ下さい。