～能面師 照井富治が誘う“能面と数寄屋建築とのハーモニー～

「人の秘めたる思いは、今も昔も、変わらず」と照井氏は言います。 笹離宮の伝統的数寄屋建築と能面という脈々と受け継がれた美が今ここに。

 

「笹離宮」にも秋の訪れが始まり、笹と木々の広葉・紅葉とのシンフォニーが始まっています。

• 数寄屋造り待合「翠陰」の開放的な腰掛は、秋の風情を借景として秋独特の雰囲気を感じさせてくれています。
• 「箬庵」からは、秋の風情を腰掛に掛けられた人の視界を遮ることなく、さりげないところに面(おもて)を飾らせて頂きました。正室側には、皇室行事にゆかりのある面を、一方従室側には、「箬庵」西側に広がる西方浄土を現わす“白砂の石庭”を遠望する『獅子口』の面を飾らせて頂きました。
• さりげない場所に飾らせて頂きましたので、正室と従室双方を訪れて面を探して頂き『茶室、借景そして面』とのハーモニーをご堪能いただければと思います。

 

イベント日時

時間：10:00～17:00

会場：笹離宮「清風萬里館」「翆陰」「箬庵」ほか

参加費：無料 （要入園料：大人・高校生以上800円、小・中学生400円、小学生未満無料）

※事前申し込みは不要です。

 

同時開催「能面師のギャラリートーク」 １０/１５（土）、１６(日）、２２（土）、２３（日） 午前１回、午後２回、会場で随時質問にお答えいたします。

詳しくは、笹離宮までお問い合わせください。