笹に花が開花しました。しかも、2種類です。
(Photography by 河合 建)
開花した笹は「ギンタイアズマネザサ」(左の写真)と「ジャクチク」(右の写真)の2種類です。
◎ギンタイアズマネザサ(銀帯東根笹) 稈高(高さ)0.3~0.7cmの低い笹です。春から初夏にかけ、葉に白条が入ります。 年1回の刈込みでグランドカバーとして利用できます。
◎ジャクチク(箬竹) 和名:オオバヤタケ 高さ2.0~4.0m、葉長60cm、葉幅15cmの日本最大級の笹です。 南九州の和菓子「あくまき」を包む皮に使われることもあります。
笹離宮でも、最も低い部類の笹と高い笹が開花したのは本当に珍しいことです。また、どちらも「部分開花」ですが、ギンタイアズマネザサはかなり広範囲に、ジャクチクは所々に開花しています。 受粉していれば実をつけて、膨らんできます。